ホワイトハットSEO(内部施策)
内部施策
ホワイトハットSEOは日本語では、内部施策と訳されます。
内部施策とは、サイト内で完結する施策のことです。
つまり自分のサイトだけをいじるだけなので外部への投資や折衝は必要なく、サイトの評価をただ高める待ちの手法と言えるでしょう。
しかし、それを効率よく実行するためには検索サイトがどのような情報に価値があるのか判断し、またどのような記事には価値がないのか判断しているかを知らなければなりません。
やみくもにサイトをあれこれいじっても効果は出ません。相手を知ることから始めましょう。
目次
検索サイトは何を評価しているか?
検索サイトが何を評価しているかと言えば、人間や機械にとっての読みやすさです。
検索サイトは大金をかけて、人にとって有意な情報を検索結果に出そうと、各会社で切磋琢磨してプログラムやアルゴリズムを組んでいます。
そのために人の読みやすい文章、それが検索上位に出されやすい様にどんどんなって来ています。
とはいえ、機械が読みやすい文章というのもまだあるのが正直なところです。
人間や機械どちらにとっても読みやすい文章を心がけるようにしましょう。
人にとって読みやすい文章
今の人は時間に追われています。動画の倍速視聴がはやったり、名著を一冊にまとめた本が売れたりと、「時短」は現代を表すキーワードとなっています。
なので結論を最後に書く手法ははやらないと言って良いでしょう。結論は頭に書く、これが現代のスタイルです。
またこれは機械にとっても読み解きやすく、ありがたいことでもあります。
しかも結論を頭に書けば、冒頭の文章も検索結果に載りますから、これはと思った物をクリックする確率も高くなります。
可能ならば冒頭の三行で、記事の概略を載せるつもりで書くと効果があるでしょう。
機械にとって読みやすい文章
メタタグと言う物を聞いたことがないでしょうか。HTMLに埋め込む、機械が検索する助けになるタグのことです。これも以前に比べれば効力は減じておりますが、まだまだ使える技術です。メタタグに、100文字程度のディスクリプションを入れると効果的です。
その他のホワイトハット施策
画像データ最適化
画像データが最適化されていないと、読み込みに時間がかかったり、画像が粗くなってしまったりします。
読み込みに3秒以上時間が掛かると、ユーザーのほとんどはサイトを離れてしまうというデータがあるため、画像データの最適化は重要です。必ずパソコン、スマホの端末の両方で最適かどうか点検してください。
内部リンク施策
記事内にリンクを張り、同じサイトの別の記事につなげる施策です。
これは必ず関連のある記事同士でリンクを張ってください。関係ない記事同士がリンクされているとボットの評価を下げてしまいます。やみくもにリンクを張らずに、ここぞと言うところでリンクを張るようにしましょう。
内部サーバー強化
自分でサーバーを運営している場合は、サーバーの強化の施策が効力を発揮します。サーバーが強化されればページ表示時間の大幅な短縮が見込まれます。
自分の持っているサーバーの速度はのGoogle の「PageSpeed Insight」で、表示スピードの測定が可能です。
しかし一つ注意しておかないといけないのは、レンタルサーバーを借りている場合です。
レンタルサーバーは自分だけの所有物ではないので、速度を測ったときは早くても、他人のページが大きくバズった時など、その他人のページにリソースを取られて、自分のページの表示速度が遅くなったり不安定になったりすることがあります。
そういった不安定な要因を排除したいと思うなら自社サーバーを立てるのが良いでしょう。
更新履歴
第1稿投稿 2025年1月10日 10時40分(コンテンツアップ)
記事作成者
著者:大久保康朗
監修・校正:中澤祐樹