SDカードの種類と容量と速度
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SDカードの容量と種類と速度
目次
種類と容量
SD 最大2GB
発売時の規格です。発売当初は最大容量が64MBでしたので、かなり高い目標数値でした。
SDHC 最大32GB
2006年に発表された第2世代SDカード規格です。
現在も32GBと書かれているカードの規格はこちらになります。
SDXC 最大2TB
2009年に規格が制定された第3世代のSDカード規格です。
現在(2025年)の主流となっており、2024年の初頭に限界容量の2TBのSDマイクロカードが出荷されました。
SDUC 最大128TB
2018年に規格が制定された第7世代のSDカード規格です。
実物が発売されていませんが2025年には4TBのSDUCカードがお目見えする予定です。
速度
スピードクラス
クラスのCに数字が入っている速度クラスです。
C2、C4、C6、C10があり、各クラスごとに転送速度、2MB、4MB、6MB、10MB/秒となっています。
古い規格となっており、現在ではこれを表示しないSDカードがほとんどです。
UHSスピードクラス
Uの字に数字が入っている速度クラスです。
U10、U30の種類があり、各クラスごとに10MB、30MB/秒の転送速度となっています。
ニンテンドースイッチに使われるメモリーカードなどでは転送速度がまだ現役なスピードクラスです。
ビデオスピードクラス
Vの後に数字が入っている速度クラスです。
V6、V10、V30、V60、V90の5種類があり、各クラスごとに6MB、10MB、30MB、60MB、90MB/秒の転送速度となっています。
4K、8K映像の再生にも使えますが、映像はかなり圧縮されたものになります。
現在(2024年)主流の速度ですのでこの数字を見て買うのがいいでしょう。
SD Expressスピードクラス
Eの後に数字が入っている速度クラスです。
現在E150、E300、E450、E600の種類があり各クラスごとに、150MB、300MB、450MB、600MB/秒の転送速度をほこります。
最新の規格で、4K、8K映像の高品質な再生などにも使われる速度規格です。
その他のスピードクラスとほぼ排他規格(厳密にはv60、v90のUHSII~IIIモードのみ排他規格)になっておりますので、PCI Express用のカードスロットで無いと真価が発揮できませんので注意してください。
更新履歴
第1稿投稿 2025年1月17日 14時00分(コンテンツアップ)
第1稿投稿 2025年1月24日 14時00分(写真追加)
記事作成者
著者:大久保康朗
監修・校正:中澤祐樹